「いっしょに読もう!新聞コンクール」にて奨励賞に高校2年生が2名選出され、学校賞も受賞しました。
日本新聞協会主催の第4回「一緒に読もう!新聞コンクール」は
小中高校生が新聞記事を読み、その内容について家族や友達と
話し合って感じたことや、意見などをまとめたものを応募するものです。
西南女学院中高では今年度から、6年間を通じて系統的に
新聞を教育的に活用する取り組みを行っています。
コラムを読んで意見をまとめたり、生徒・教師で意見交換をしたり、
スクラップをして小論文に生かしたり、学年の発達段階に応じて導入しています。
この取り組みが評価され、「学校賞」を受賞しました。
奨励賞の一人、高等学校2年生の本田さんは「米軍ヘリ墜落『危険な沖縄の空を証明』」
を選び、沖縄で起こった米軍機事故の一覧を見て
「いまだに問題が解決していない。日米両政府が命の大切さをきちんと考えているか疑問に思い、
自分の問題として考えていきたい」
と意見をまとめました。
もう一人の受賞者原田さんは、双子や三つ子を妊娠した際の出生前診断で
病気などの異常が見つかった胎児だけを選んで中絶する減胎手術を報じた
新聞に衝撃を受け、命の誕生について、ご家族とともに考えました。