各クラスから提出されたクリスマス礼拝ポスターの入賞者が決定しました。
たくさんのビーズがちりばめられた美しいツリーは、何と正門前の
クリスマスツリー。そのリアルな描写と、ポスターとしての文字と
イラストのバランスが見事であったことが1位に選ばれた理由です。
手を大きく広げた西南生の「ご一緒にクリスマスをお祝いしましょう!」
という元気な声がポスターの中から聞こえてきそうな作品です。
丁寧に切り抜かれたクリスマスの文字や、木の枝での凝った装飾、
さらには悲しそうな顔や笑った顔など、何と描かれている4人の
西南生の表情すべてが違うという細やかさに、思わず「ホ…」という
感嘆のため息が出ました。ポスター制作の並々ならぬ意気込みを感じました。
「天使ガブリエルととマリア」「天使とヨセフ」「黄金・乳香・没薬を持った
3人の博士たち」のほっこりとした愛らしいイラストが、それぞれの
聖書の箇所と共に描かれている、何とも心温まる作品でした。
イエス様の誕生にはさまざまな意味が幾重にも重なっているという事に
改めて気づかされます。
背景をシンプルにすることで、トナカイの切り絵や情報としての文字を
見る人の心に素直にインパクトを持って残すという工夫が見事に成功しましたね。
十字架や馬小屋のイエス様など聖書が語るクリスマスのシンボルが
プラスして描かれていくと、もう完璧。1位も夢ではありません。
待降節のロウソクの灯と一緒に描かれたツリーの前で、聖書を静かに
読んでいる羊のイラストが何ともユニークで、クリスマスポスターとしての
雰囲気満点!シンプルな構図にも、落ち着いた品の良さを感じます。
このポスターいいな~と素直に思える作品でした。